福島名物あんぽ柿実食!トロトロとした食感と濃厚な甘さはもう干し柿に戻れない!

2017年1月23日

こんにちは、@shifukumakissaです。

福島を代表するグルメ・お土産の中でも、名実ともに異彩を放っていると言っても過言ではない「あんぽ柿」。

福島では古くから親しまれているんですが、ここ数年はちゃんと味わって食べてなかったので、改めて実食してみました。

あんぽ柿って何?

※ネットで同じものが見つからなかったので、同じ福島県産のこちらをどうぞ。

あんぽ柿は福島県伊達市梁川(やながわ)町発祥の食べ物で、渋柿を硫黄で燻蒸にする独特の製法で作られています。

通常の干し柿は、渋柿を乾燥させる過程で酸化していくため、表面が黒くなっていきます。ところがあんぽ柿は、硫黄で燻すことで酸化を防ぐため、柿本来のオレンジ色が鮮やかに輝く見た目にも美味しい食べ物なんです。

なお硫黄は乾燥の最中に揮発するため、あの独特のキツい匂いはありません。

名前の由来は、天日干し(または甘干し)のことを「あまぼほし」と呼んでいたのが、次第に「あんぼほし」「あんぽほし」となっていき、最終的に「あんぽ柿」と呼ばれるようになったのが有力のようです。

田舎ですから、方言に由来する名称ってことですね。

福島駅東口のお土産コーナーで購入!

そんなあんぽ柿は、福島県内の各種店舗、お土産コーナーなどで購入することができます。

※以前は福島駅東口のお土産コーナー「ふるさと発見 おみやげ処 ふくしま」にて販売されていましたが、閉店してしまったため、現在は福島駅西口1階エントランスにある「ふるさと発見 おみやげ処 ふくしま」にて販売されています。

あんぽ柿の説明もありますね。

はちや柿は渋柿の種類のことで、あんぽ柿によく利用されます。

3つ入り756円とちょっとお高い・・・。でも県内のスーパーでは、もうすこし安価なものも売られています。

お土産として渡すには、それなりの質があったほうがいいですけどね。

ちょうど11月~2月があんぽ柿の最盛期ということもあって、推しの様相が見て取れます。

あんぽ柿実食!

というわけで、購入!

ちょっと重たいな。

裏の説明書きを見ると、※印のところに「白い粉(糖分)や黒点が発生する場合もありますが、製品の特性上問題ありません」とあります。多少表面に付着していることがあるんですね。

それにしても、食物繊維が豊富!100gあたり13.6gとは・・・。

その代わりエネルギー(カロリー)も高いので、食べすぎ注意ですね。

ということで、いざ開封~!

まずはじめに見えるのが、表面のツヤ。テカテカとしていますね。

明らかに干し柿とは見た目が違いますし、手触りもぷよぷよしています。

ヘタの部分はあまり変わらないか。

そして先ほど※印にも書かれていた黒い点、見えます?

ぽつぽつとありますけど、ちっさ!

いざ実食!中身トロトロ!

いよいよ実食です!

本当に中身がトロトロしているのか、検証してみます。

うぉっほぅぃ!

見てくださいよ、このとろみ!そして柿の甘い香り。

いただきまーす!

うーん、甘くてジューシー!口いっぱいに広がる濃厚な甘みがたまらん!果肉の食感はもちろんトロトロ。皮はじゃくじゃくとした独特の歯ごたえがあり、干し柿とはまるで違います!

食べ進めていくと、中にも黒い模様が。

特に問題はないですけど、気になる人は気になるかな。

まとめ:あんぽ柿を食べたら普通の干し柿にはもう戻れない・・・

ずいぶん昔に食べたっきりで忘れていましたが、こんなに美味しかったんですね、あんぽ柿。もう干し柿に戻れそうもないです・・・。

干し柿は甘さ控えめですが、あんぽ柿は柿本来の濃厚な甘さが楽しめます。たぶん干し柿よりあんぽ柿のほうが、子供は食べやすいと思います。

そのかわりカロリーは高いので、召し上がる際は1日1個を目安にしましょう。

※ネットで同じものが見つからなかったので、同じ福島県産のこちらをどうぞ。

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